こんにちは、婚活コンサルタントの長谷のぞみです。
離婚が珍しいものではなくなり、再婚する方も非常に増えてきました。
一度離婚を経験したからこそ、次はぜひ幸せな結婚生活を送っていただきたいです。
今日は、再婚する前にぜひ確認してほしい、再婚時の3つの注意点をお伝えします。
これから再婚する方、再婚を考えていきたい方へ、参考になれば幸いです。
◆お金のこと
まずは、お金の問題です。
結婚して、一緒に住むことになると、収入や出費の変化が予想されます。
ぜひお互いの希望や譲れない点などを話し合うことをお勧めします。
結婚時の出費
- 新婚旅行
- 婚約指輪
- 住まい(持ち家がある場合は、そこに住むか、貸し出すか、売却するか?)
- 引っ越し費用や新たな家具の購入
再婚の場合でも、新婚旅行や婚約指輪は欲しいと思う方もいらっしゃいますし、別にいらないかな?という方もいらっしゃるでしょう。
あなたとお相手の意向が異なるかもしれませんので、ぜひ希望を話してみてほしいです。
また、男性が再婚の場合、結婚していた時に物件を購入して、現在もそこに住んでいらっしゃる場合があります。
再婚後は、その物件について、どうするのかも話し合いが必要でしょう。
貸し出したり、売却したりすることが難しい場合は、その物件に住むことを理解してもらうよう努力しなくてはなりませんね。
結婚後の収入&出費
- 共働き可能かどうか
- 離婚時の慰謝料の支払い
- 養育費の支払い・受け取り
- ひとり親家庭向けの扶養手当が無くなる
- 家計の管理は、別々にするか?お小遣い制にするか?など
お金が理由で、離婚する夫婦は本当に多いです。
バツイチでの再婚は比較的難しくはありませんが、バツニになると…簡単には再婚も出来なくなるでしょう。
お金の価値観や使い方について、再婚前にぜひすり合わせをしておきましょう。
◆前の結婚&離婚について
次に、前の結婚&離婚についてです。
初婚の時とは異なり、再婚の場合は前妻・前夫がいらっしゃいます。
話しにくいことではありますが、ぜひ、夫婦でコミュニケーションをとり、再婚前に、前の結婚時の人間関係などについて、お互い理解しておく必要があります。
離婚理由
前の結婚で、離婚した理由について、共有しておくのがお勧めです。離婚を反省し、同じ事は繰り返さないことを、お相手にお伝えすれば、結婚への真剣さをより伝えられるでしょう。
たとえ、原因がお相手の不倫でも、そのお相手を選んだのはあなたですので、ご自身に全く原因は無いとは言えないと思います。再婚して幸せな関係を築くために、ぜひ謙虚な姿勢で、話し合っておきましょう。
前妻・前夫との関係
離婚後も、前妻・前夫と連絡を取っている場合があります。
子供がいる場合には、定期的に面会をする為に、連絡を取る必要がありますし、離婚後も友人の一人としてやり取りをしている場合もあるでしょう。
新しいパートナーはどう感じるか、あなたは今後どうしたいか、ご自身の考えを押し付けることはせずに、ぜひ話し合いをしてほしいと思います。
婚歴は承知の上で再婚しても、やはり相手の過去は気になってしまうものです。
あらかじめ知っておく方が後々無駄な心配やトラブルを回避出来るかと思います。
もし過去を話したがらないようであれば、誠実さが見えませんので、何か懸念点は無いか、再婚に関して一度立ち止まって考えなおす必要もあるかもしれません。
◆子供
子供について、お二人が再婚するにあたってとても重要な問題です。
連れ子、新しく夫婦になる二人の間の子供、別居している子供へのかかわり方や考え方について、ぜひお二人で意見交換をしてほしいです。
連れ子
再婚する男性、女性のどちらか、あるいは両方の子供と今後同居する場合、子供への接し方には注意が必要です。
継親(血のつながらない親)には、親として振舞うことを求めがちですが、ぜひ、子供の本当の親のようにならなくてもいい、と考えていただきたいです。
実際に再婚して、継親になった方は、子供の親にならなくちゃ!とプレッシャーやストレスを感じ、メンタル面で疲弊してしまうケースもあります。
はじめから、気合いを入れ過ぎずに、時間をかけてゆっくりと子供との関係性を築いていくことを意識してほしいです。
実親は、お相手に本当の親のようになってほしいと求めすぎず、新しい家族の関係を暖かく見守ってほしいと思います。
そして、連れ子が別居している実親と面会している場合は、理解を示すことも大切です。
これまで実親と面会していたのに、再婚を機に、面会を中止し、急に実親に会えなくなると、子供が精神面で不安定になるかもしれません。
このような状況になってしまっては、せっかく幸せになる為に再婚しょうとしているのに、子供は全然幸せではありませんよね。
再婚するお二人には、連れ子本人の気持ちを一番大切にしてあげてほしいです。
また、ある程度の年齢になっている連れ子でしたら、実親との面会について、ぜひ子供も含めて話し合いをしてみてください。
新しく夫婦になる二人の間の子供
次に、お二人の間にお子様を希望するか、どうか、についてもすり合わせをしてください。
子供がほしいかどうか、ほしい場合は、いつ頃?何人?など、お互いの希望を話し合いましょう。
連れ子がまだ幼ければ、新しく赤ちゃんが出来た際に、その子供のメンタル面のケアも必要になるかもしれません。
再婚後の女性側が引っ越しなどで現職を辞めざるおえなくなり、収入が変化することも予想されますので、金銭面などを考慮して、考えていく必要がありますね。
別居している子供
離婚して、子供と別居しているが、定期的に面会をしている方もいらっしゃいます。
別居している子供とのかかわりについても、理解を示すことが必要です。
また、同居していなくてもその子供との間には、遺産相続などの法的な問題が生じます。
遺産相続について、インターネットで調べたり、専門家に相談したりして、ぜひ再婚前に決めておく方がよいでしょう。
最後に
今日は再婚時の注意点についてお伝えしました。
もちろん、こちらに挙げた項目以外にもすり合わせが必要になることもあるでしょう。
大切なのは、お互いに結婚してから大切にしたいことについて、話し合えることではないかと感じます。
お相手の意見を出し合い、否定せずに、妥協点を見つけられる、そんな関係を築いていけたらいいなと思います。
あなたが素敵な再婚が出来るよう、頑張りましょう!
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